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誰でも統計備忘録

現代ではなくてはならないものとなった統計について、学んだことを簡単に書き綴ります。誰でも統計備忘録

2018年2月28日(水曜日)  (中内 浩希)

不思議なプロスペクト理論

皆さんこんにちは。
アシスタントエージェントの中内です。
花粉症に負けずに頑張っていきましょう!!

さて、前回は「感覚と確率の乖離」についてお話をしました。
実はこの感覚と確率のズレには名前がありまして、「確率加重関数」と言います。
(厳密に言うと、現象の名称ではなく現象を図として教えてくれる関数なのですが、それはまたの機会に書きたいと思います!)

今回は、この「確率加重関数」に関する話として「プロスペクト理論」の話をしたいと思います。

さて、この「プロスペクト理論」。
行動心理学の一つなのですが、簡単に言いますと、
「人間は損をする時と得をする時とで、感じ方や考え方が異なる」
というものです。

いつものように具体例を挙げて見てみましょう。


次の質問、あなたならどちらを選ぶでしょうか?

-【質問1】-------------------------------------
1.確実に100万円が貰える
2.コインを投げて表なら200万円、裏なら0円
-------------------------------------------------

多くの人は1を選ぶのではないかと思います。
実際に、プロスペクト理論を世に展開した、ダニエル・カーネマン氏が行った実験でも同様の結果が得られたそうです。

期待値で考えるとどちらの選択肢も100万円ですが、「人間は利益を目の前にした場合は確実な選択肢を取る傾向が強い」ようです。

さて、それでは次の質問はどうでしょうか?

-【質問2】-----------------------------------------------------------------
あなたが200万円の負債を抱えているとした時、
1.無条件で負債を100万円減額し、負債総額が100万円になる
2.コインを投げて表なら負債は全額免除、裏なら負債総額は変動しない
-----------------------------------------------------------------------------

この質問も期待値で考えるとどちらの選択肢も-100万円ですが、多くの人は2の選択肢を選ぶそうです。
先ほどの堅実さとは打って変わってギャンブルを選択してしまうわけですね。
これは、「人間は損失を目の前にした場合は、損失そのものを回避しようとする」と言えます。

何だか不思議な現象ですが、実際に質問をされると自分も例に漏れず、同様な回答をしてしまいそうな気がします(笑)


次回はこの「プロスペクト理論」をマーケティングに活かした場合の話を紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!