2014年03月21日

サイトの編み進め方

サイトを見る人がわかる内容になっていますか?

前回のブログで「インフルエンザは免れた」と書いたわずか一週間後、インフルエンザになってしまいました。朝起きたら身体が動かないという感じで、熱が高い間はひたすら眠るしかない状況でした。インフルエンザのピークは過ぎたかと思いますが、この頃は日によって気温差もあるので、みなさんも体調管理は十分にしてください。

今回は「サイトを見る人がわかる内容になっているか?」について、確認していきましょう。

前回「サイトを見る人がほしい情報はあるか」について、「どんな情報が必要かは、サイトを利用するのはどんな人で、どんなときか考えてみると答えが出てくるはず」と紹介しました。

「サイトを見る人がほしい情報」を確認して、コンテンツや文章を用意したのに、サイトを見る人にとってわかりにくい内容になっていることがあります。

一般のお客さんに見てもらうようなサイトで気を付けたいのが、「専門用語を多様していないか?」「見る人にどんなメリットがあるかということに言い換えているか?」ということです。

同業者に向けたサイトなら専門用語の使用自体は問題ないのですが、一般のお客さま向けのサイトではそのままの言葉ではわかりません。わからない内容であれば、読み進めること自体をやめてしまうはずです。

専門用語は、一般的な言葉で説明をしたり、言い換えたりすることが必要です。欄外での注釈やかっこ書きで記述する場合も、多すぎると読みにくくなるので注意してください。

そして、「見る人にどんなメリットがあるかという内容に言い換えているか?」ということも、とても大切です。

たとえば、商品の特徴を説明する場合。「こんな素材を使っています」とただ記載しても、お客さまには他の素材使った製品との違いはわかりにくいのです。その素材を使っていること自体をアピールするではなく、「そのことでその商品はどうなったのか」を伝えるほうがお客さまにはわかりやすいこともあります。

例)アルミ素材のフレームを使った自転車→軽くて持ち運びが楽な自転車


サイトのコンテンツを考えたり、文章を用意するのは、だいたいその内容に詳しい人です。そのため、専門用語やサイトを見る人が必要としていない詳細な内容も、つい掲載しがちです。また、社内や業界では当たり前のこと過ぎて、一般的な表現に言い換える必要自体も気付きにくいものです。

サイトを見る人がわかる内容になっているか、ぜひ再確認してみてください。