2010年08月27日

ZigBee開発

ZigBee再開発へ向けて

ZigBee(ジグビー)とは簡単に言えば無線通信規格のひとつで消費電力が小さく、手軽にネットワークを構築でき、複数の端末と通信できるなどの特徴を備えています。

AliveCastでは、ZigBeeネットワークを使って位置検知をするという新たなシステム開発がひそか(?)に行なわれています。しかも福岡大学の協力を得ながらの開発。俗に言う「産学協同」というもので開発にも俄然熱が入っているのです!

もともとは家電製品などをネットワーク化してしまう目的で作られたZigBee端末。これを大胆に位置検知用に使ってしまおうと自社で開発が始まったのが今年の4月。電波を基にどうやって位置を検出してWEBシステムにデータを載せていくのか、試行錯誤で始まった開発は反射波といった電波特有の性質に振り回され位置検知を確定できないまま一旦6月に終了。その後、福岡大学の協力を得て開発方針の見直しをはかってきました。おかげさまをもって、ようやく位置検知に関して新たな開発方針も決まりリベンジに向けて再開発がまもなくスタートという感じです。

そんなAliveCastに現在、福岡大学の電子情報工学科の学生さん2名がインターンで来ております。彼らに課せられた課題は9月から始まる予定のPBLでの開発スケジュールを立てること!この場合のPBLとはProject-Based Learningの頭文字を取ったもので、具体的な学習課題を立てて少人数グループでプロジェクトを完遂させる「プロジェクトにもとづく学習」のこと。インターンで来ている彼らはこのZigBeeを使った位置検知システムのPBLチームリーダーとして活躍すべく奮闘中。私たちAliveCastが考えているビジネスモデルに位置検知システムがどういった形で貢献するのか、何を提供すればお客様に喜ばれる使えるシステムになるか、そのためにどういったことを実現していかなくてはいけないか、などなど自ら考えて提案してもらっています。

インターン期間は10日間。現在、半分が過ぎ来週から後半戦に突入です!新しい挑戦にワクワクして取り組む姿を見るにつれ、こちらも再開発に向けて心新たになる想いです。

ということで、今後の開発経緯の報告やZigBeeの今後の可能性などをご紹介するZigBeeブログをスタートいたします!