ZigBee開発2010.10.01

決起集会開催される!



先月9月24日に福岡大学工学研究科の学生さんによるPBL決起集会が開催されました!福岡大学近くの居酒屋にて行われたこの決起集会ですが、ZigBeeの話はそこそこに飲む、食べるのが忙しいという和気藹々の雰囲気で行われました。いよいよ本格的に開発が進んでいるZigBeeを使った位置検知システム。電波を使った位置検知というと一見簡単そうなのですが、これが簡単にはいきません。第一次開発が終了した時点で位置の出方が何かおかしいぞ・・・ということで、やはり福岡大学工学部にいらっしゃる太郎丸先生にお会いして色々とお聞きしたところ、「電波」の持つ面白い特性が分かってきたのであります。

日ごろ使い慣れている携帯電話にも電波強度を示すアンテナマークがついていますが、今回の位置特定はこの電波の強さを利用して発信基からの距離を割り出そうというのが基本的な考え方です。ところが電波の強度(以下、電界強度)はものすごい勢いで強弱を繰り返しているらしいのです。電波は色々なものにぶつかって反射したり、ものの端で回析したりします。こういった電波が本来の発信基から出てくる電波と重なると強くなったり弱くなったりするのです。実際の実験でも並べて置いた端末同士の電界強度を計っていたらさっきまで最大強度だった電界強度がゼロになってしまうという現象があり、一体何が起きたのかとクビをかしげたものです。電波は文字通り波ですので、打ち消しあったり強めあったりを繰り返しているのです。

ということで、今回の位置検知ではどうがんばっても測定値に誤差が発生します。この誤差を吸収する仕組みを考え実用性のあるシステムに作り上げること、これが今回開発をする上でのキモになるのです。目に見えない電波を追いかけ、どんな状況でもお客様に安心して使っていただける仕組みやシステムを考えることは本当に大変でした。インターンでいらっしゃった2人もどうやったらいいのか頭を悩めた点です。

「大変でした」という過去形にしている訳は、その誤差吸収方法、システムでどう実現するのかといった開発方針にある程度の目処が立ったということです!人類にとっては小さな一歩ですが、AliveCastとPBLチームにとっては大きな一歩!実現に向けて意気も上がるし決起集会もしてしまうというご報告でした。

次回ブログではあらたなる位置検知方法の実験に向けての動きをご報告できる予定でおりますので、ZigBeeブログを引き続きよろしくお願いいたします。

このブログについて

ZigBeeってなに?ご存知の方はまだ少ないと思います。
あらゆるものをネットワークでつないでしまおうという
「ユビキタス社会」実現に向けて作られたネットワーク規格です。

このZigBeeを使ったビジネスモデル実現に向けて
AliveCastの新たなチャレンジが始まりました!

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