2016年06月17日

webの辰人

最近よく聞く機械学習とは?

ウィキペディアでしらべると「人工知能における研究課題の一つで、人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現しようとする技術・手法のことである。」と書いてあります。
んー、なんのことだかさっぱりですね。

「機械が学習してくれるんでしょう?」その通りなんですが、わかりやすいようで、わかりにくい言葉です。
ただ、生活の中でよく聞く情報やよく見るものに、すでに機械学習は取り込まれています。

Googleのロボットカー(自動運転車両)
Amazonなどオンラインショップのレコメンド(おすすめ)機能

どうでしょうか、ニュースでみたり、ネット上でみたりしているのではないでしょうか。

簡単にいうと、人口知能の一分野で、「過去のデータに基づいて未来のデータを予測する」技術です。
少し前までの人口知能のやり方は、人間がコンピューターに知識を教え、その知識の中から答えを選んでいましたが、この機械学習は、蓄えた知識同士を結びつけ、答えを導き出すといった感じです。
人は過去の経験でこれからの起こることを予測しますが、これを機械がやるわけです。

機械学習の考えは、1950年代からすでにありましたが、ここ数年のコンピューターの発達とネットワークの広がりによる蓄積される情報力の増大により、多くの場面で活用される技術となってきました。


お店に電話すると店員さんの代わりにコンピュータが音声で対応してくれたり、リアルタイムで翻訳してくれる機械であったり、座っているだけで自動で運転してくれる自動車がでたり。
SFやドラえもんの中だけであったそういった話。きっとそれは遠い未来の話ではないはずです。