2020年06月09日

サイトの編み進め方

参考サイトはどこまで参考にできる?参考サイトの役割とは。

弊社ではサイト制作の際、参考サイトをお伺いしています。参考サイトをお伺いすることで、デザインイメージを共有でき、制作したデザイン案のイメージのズレを少なくできるからです。

そのように制作を進めていく中で、各パーツや配置についても、参考サイトに寄せたデザインにして欲しいとご要望いただくことがありますが、その通りにはできない場合があります。

まずは、ターゲットが異なる場合です。ターゲットが必要としている情報は何か、情報を整理して配置していくと、参考サイトの通りには難しい場合があります。

例えば、制作するサイトがBtoBサイト、参考サイトがBtoCサイトの場合、ターゲットが個人と企業と異なります。そのため、お問い合わせまでに知りたいことやその配置、お問い合わせ方法についてもそれぞれに適したデザインがあります。

次に、サービス内容や伝えたいことが、参考サイトとは異なる場合です。同業のサイトを参考サイトとしたとしても、貴社のサービスや強みは参考サイトとは異なります。

例えば、サービスの数や見せたい画像の縦横の比率、サイトのキャッチコピーやメインビジュアルに配置する写真など、それぞれに最適な内容や表示があるはずです。

最後に、サイトのゴールが違う場合です。サイトのゴールはお問い合わせなのか、資料請求なのか、購入なのか、それとも電話でのお問い合わせや来店なのかによっても、配置すべき場所や順序も異なってきます。

例えば、資料請求がサイトのゴールだとしたら、資料請求を導線の一番下に配置し誘導する必要があり、ゴールではないお問い合わせは目立たせてはいけません。

このように、サイトは特徴や目的に応じて、デザインや構成をしていく必要があります。

参考サイトはイメージ共有のためにご提示いただく必要がありますが、必ずしもその通りに制作を行うということではありません。

もし、ご要望に添えない場合は、なぜ参考サイトのデザインではなく、こちらのデザインの方がいいのかをご説明、ご納得いただいた上で進めるようにしていますので、ご安心ください。

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