サイトを制作するためには、編み物を一目一目ていねい編むように、
いくつものことを積み重ねて作っていきます。
どのようにしてサイトを作っていくのか、少しずつ紹介していきます。
2010年7月23日(金曜日) (国広 友紀)
ターゲットは誰か?
梅雨が明けたかと思えば、最高気温を記録する今年の夏。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
夏バテしないよう、しっかりと栄養と休養をとってくださいね。
さて、前回はホームページを作る際にはターゲットが誰か
はっきりさせることが必要という話題でした。
ターゲットによって好む言葉や色、デザインが異なってくるからです。
では、どうやったらターゲットをはっきりさせることができるのでしょうか?
商品やサービスを利用してもらいたい人や
企画した時に決めたターゲットでいいのでしょうか?
実は、それは間違いなのです。
実際にこのような例があります。
数年前のこと。
とある化粧品メーカーから、50代の女性に向けて企画された
高保湿の化粧品が発売されました。
パッケージにも「50歳からの」という文字が書かれています。
けれど、実際販売をすると、20〜30代の女性が買っていることが判明しました。
その理由を調べてみると
「50代に効くなら、20〜30代にはさらに効くだろう」ということでした。
このように、実際利用している人が
企画した時のターゲットと異なることがあるのです。
このことから、効果のあるホームページを作るには、
実際に利用している人をターゲットとする必要があるのです。
商品やサービスを利用して欲しい人ではなく、
商品やサービスを実際に利用している人は誰か。
もし商品を販売したことがないなら、実際に売ってみて、
お金を出して商品を購入してくれるのは誰か、
知ることから始めてみてください。
意外な人がターゲットかも知れません。
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