2013年12月02日

社長ブログ

人間の思考の75%はネガティブな事を考えている

どこの調査か忘れましたが、人間の思考の75%はネガティブな事を考えているそうです。

このおかげで、心配しすぎて無駄な感情が湧き上がり、無駄な発言がでて、そして無駄な行動をしてしまうそうです。

しかしながら、この思考のおかげで人類は天敵より、生き延びることができたとも言えるそうです。

天敵が存在しない現代社会では、この思考は、あまり役に立つものではなさそうです。

ならば、ネガティブな思考を打ち消すために、より一層のポジティブな事を考え思考のバランスを取ることはとても大事な事とはわかりますが、なかなかできません。

気づいたら、ネガティブな事を考えていた。そんな経験は、多くの方が経験していることでしょう。

 弊社のようなIT企業は、パソコンに向かっている時間帯が長いため、人との接触が少なく、特にメンタル的なケアはとても大事だと思っております。

 このネガティブ思考を減らすために、ほんの2ヶ月前から弊社で実施したやり方があります。目には見えませんが、会社の中も少し笑いが増えた気がします。この方法をご紹介したいと思います。

 朝礼が終わった時に、みんなで、簡単に昨日のことを報告してもらうようにしました。


「嬉しかった事」
「感謝したい事」


 この2点を話してもらうようにしました。

 「嬉しかった事」は、自分が感じた事で良いのですが、日常の「悲しかった事」とのバランスを取るために、言ってもらいます。
 「感謝したい事」は、人からして貰った好意を感じてもらうことで、日常の「自分が人にしてあげた事」とのバランスを取るために、言ってもらいます。

 これにより、強制的にポジティブな事が起こっていることを認識し、ネガティブ思考とのバランスを取ることにしているのです。

 また、社員同士のプライベートの話も聞けるのでより親密感が増したという思わぬ効果もありました。

よろしければ、皆さんも試されてはいかがでしょうか?