2008年07月12日

社長ブログ

ウェブサイトシミュレーターが欲しい

今年も、ITJapan 2008が開催されました。

ITJapanは、日本経済の新たな成長と企業の構造改革、そして、IT企業の国際競争力向上へ、経営として、どのような視点でITと IT活用を考えるべきか−−こうした理念の下、日経BP社では2002年から IT Japan を企画・開催し、日本のソリューションプロバイダーのトップが一堂に会して議論する場を提供している。

ということだそうです。今年もなかなか面白い発表がありましたが、僕は、昨年のIT Japan 2007で、ホテルなどを経営している会社の社長さんが発表されたことが面白かったです。

「我々はついつい旅館やホテルのウェブサイトを格好良くしよう、きれいにしようと思ってしまうが、それが必ずしも予約率向上にはつながっていなかった」

ということです。これから言えるのは、「デザインはウェブサイトの最重要ファクターではない」ということです。

実際に、お客様がWebサイトでどのようなところを見ていて、最終的にクリックしたかは、残念ながら、現在の顧客行動分析ツールであるアクセス解析できません。もちろん最終的にクリックしたところはわかるのですが、クリックしなかったところはわからないのです。

よく、自動車の運転シミュレーターで、人間の視点がどのような動くのかを追跡するシステムがあったりしますが、より高度な分析を行うために、ウェブサイトでもこのような手法が少しずつですが、出てきたりしています。

人間がウェブサイトを見て、最終的に商品の購入をするためには、サイトの説明、色、操作性、感情などさまざまな要素が絡んできます。それを知るのはとても難しいことであると思います。(ウェブサイト構築は、心理学まで学ぶ必要性があるのではないかと思います)

僕はハイテクが好きなので、福岡で一番最初に人間の視点を追いかけるようなウェブサイトシミュレーターをまずは導入してみたいと思っております。(^o^)/ (お)