2018年12月26日

デザイン探索

「ディスプレイ」と「解像度」_2

皆さんこんにちは。
アシスタントクリエイターの村本です。

前回のブログでは「液晶ディスプレイ」に関する基本知識と、
デザイナーが気を付けたい点について書きました。

今回はそれに続き「解像度」についてご紹介したいと思います。

「解像度」という言葉は、スマホやPCを購入する際に必ずと言っていいほど見る言葉ですね。
あまり知識のない方でも、「解像度」の数値が高ければ高精細でキレイ!
という認識をお持ちだと思います。

ですが、実際のとことろ「解像度」とはどういう数値で、
なぜ「解像度」が高いとキレイにみえるのでしょうか?
同じように目にする「画素数」とはどういう関係なのでしょうか?
私自身、認識の誤りがないか再度確認しながらご紹介したいと思います。

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■ 画素
液晶モニターというのは、小さな点の集ま理りです。
この1つ1つの小さな点が色を表現して組み合わさる事で映像になります。
そしてこの1つ1つの点を「画素」と言います。

■ ピクセル
画素と同じもので、映像を構成する1つ1つの点を「ピクセル」と言います。
(1000画素=1000ピクセル)
単位:px

■ ドット
画面情報(ソフトウェア)の点を「画素」「ピクセル」と言い、
ディスプレイやプリンタなどが表現する(ハードウエア)の点を「ドット」言います。

■ 解像度
一定範囲における画素数の密度を示す数値を「解像度」と言います。
単位:dpi
dpiは「dots per inch(ドット・パー・インチ)」の略で
1インチにどれだけ「ドット」が含まれているかを表しています。

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上記を踏まえると、”解像度が高い”ということはイコール”画素数が多い”ということになります。
画素数が多いということは、よりたくさんの細かい点で文字や写真を表現することができるため
キレイでなめらかな画像になるのです。

ですのでスマホやPC、テレビでキレイな映像/写真を見たい場合は、
解像度が高いモニターのものを選ぶのがおすすめです。

次回はapple製品で目にする「レティナディスプレイ」とその対応について…