2019年09月09日

デザイン探索

「トップページ」の役割・見せ方_2/2

皆さんこんにちは。
アシスタントクリエイターの村本です。

このブログでは
「Webサイトに置ける各コンテンツの役割と、なぜそれが必要なのか?」を
1つ1つ確認していきたいと思います。

今回は「サイトトップページ」について
※前回の内容の続きから掲載します。
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■デザインをするときのポイント5つ

 ① ファーストビューを大切にすること ・

  ファーストビューとは、サイトにアクセスした際に(スクロールせずに)
  最初に表示される部分のことです。
  訪れたユーザが必ず見る画面であり、ここでサイトの印象が決まります。
  
  基本的にここに置かれる内容は、メインビジュアル(画像)とキャッチコピーです。
  「誰のための、何のサイトなのか」が伝わる内容にになっているか、
  読み進めたいと感じさせるキーワードやデザインによる誘導はあるかなど
  ターゲットユーザーの目線で考える必要があります。


 ② 表示に時間がかからないこと ・

  みなさんそうだと思いますが、
  目的をもってサイトを見るとき、複数のサービスや会社を見て回って比較しますよね?
  
  その時に表示の遅いサイトがあった際どうされますか?
  すぐに閉じて別のサイトを探しませんか?
  
  トップページはサイトの顔なので、よりキレイな画像や動画で
  洗練されたイメージを伝えたいものです。
  ですが、キレイな画像や動画は容量が大きく、
  載せ過ぎると表示が極端に遅くなる場合があります。
  これは離脱の原因になりますので注意が必要ですね。 


 ③ ユーザーそれぞれの目的の入り口になっていること ・
  
  ユーザーがサイトを訪れる目的は何でしょうか?
  
  “会社の情報を知りたい、問い合わせたい!”
  “サービスの詳細を知りたい、申し込みをしたい!”
  “採用情報をみて応募したい!”
  など、ユーザーによって目的はさまざまです。
  
  ですので、いつどのユーザーが訪れたとしても
  目的にたどり着けるよう、情報への入り口を明示しておくことが大切です。  


 ④ 常に更新されていると分かること ・

  Webサイトが雑誌やチラシと違うのは、常に更新できるという点ですよね。
  新サービスに関する情報や、今年の採用情報など、
  ユーザーが最新情報を得られる(気づける)配置になっているか?
  この点にも気を付ける必要があります。

  そして何より、実際に更新されていることが重要です。
  たとえば、お知らせの更新日付が3年前で止まっていたらどうでしょう?
  
  「情報が古いからあまり信用できない、
   問合せしても対応してもらえないのではないか…」

  というような印象を持たないでしょうか?
  これではせっかく訪れたユーザーが離れていってしまいます。

  またこれは、検索エンジンの解釈も同じで
  今は使われていないサイトとして判断され、検索順位の評価を下げられてしまします。
  常に最新の情報を扱う生きたサイトとして、きちんと運営していくことが大事です。


 ⑤ そのサイトの目的、伝えたい会社やサービスのイメージにあった
   デザインになっているか ・


  ただオシャレなデザインではなく、
  ターゲットユーザーや、利用シーンにあったデザインを心掛けたいです。
  そのためには、業界調査や、お客様とのヒアリングを行い
  会社やサービスの目的を事前に正しく理解しておくことが必要ですね。    
  

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■まとめ

デザインをするときのポイントと言っても、ビジュアルに関することより
ユーザーの利用シーンを考えた内容がほとんどになりました。
ですが、これらを意識してデザインすることで、
流行りや好み、制作規模に左右されない、目的にあったサイト制作(デザイン)が
できると思います。