2011年03月28日

サイトの編み進め方

東日本大震災時のネット上の動きについて

3月11日に発生いたしました東日本大震災により被災されました方々
ならびに関係者の皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げます。

今回はホームページ制作の話題から離れて、
今回の地震についてのネット上でどのような動きがあったか、
私の知る範囲のことですが書いてみたいと思います。

最近デモや災害の度に注目されるtwitterですが、
今回その情報の素早さ、危うさ、
そして被災地にいる人、被災地以外にいる多くの人の思いを
twitterで知ることができました。

私は日頃からtwitterを利用しており、
最初の地震の情報もそこから得ることになりました。
「ゆれてる!地震だ!」といった呟きがTL(タイムライン)に並び、
それと前後してNHKや地震情報のつぶやきが震度や発信源などを伝えていました。

地震発生時刻は仕事中だったので、実際に知ったのは夕方になってから。
Twitterで地震が起きたことを知って、ニュース系のサイトを見て回り、
再びTwitterでリアルタイムに流れてくる情報をみて、
今度はNHKニュースの再配信を知り、
動画でより詳しい情報を得ることが出来ました。

このようにtwitter経由で情報を収集した方も今回多かったのではないかと思います。
被災地にいない人も、地震に関する情報を入手できるリンクを知らせたり、
ニュースをRT(リツイート)して知らせたり、ネット上での支援をしていました。
しかし、中には人の不安を煽ったり、悪ふざけの情報を拡散させる人もいたのも事実。

このような時、どれだけ正しい情報が入手できるか、
また的確に判別することができることも必要だと思いました。

また、義援金やボランティアの情報、
「買いだめしない」ことを呼びかけるポスター、
ヤシマ作戦、ウエシマ作戦のような活動の呼びかけなど、
「私たちにできること」を知ったり、知らせたりということがありました。
被災地の方を思う、多くの人の言葉や活動を知り、
今自分ができることから支援していくことが必要なのだと思いました。

その他にも、情報を集積したサイトの立ち上げや、
ポイントを義援金として申し込めるサービスの開始、
辛い気持ちを元気にするサイトなど、
ネット上では多くの人が自分たちの力で出来ることを実行していたと感じました。

福岡では先日さくらの開花宣言がありました。
被災された方にも暖かな春が訪れることを願っています。