2020年04月03日  | 更新:2023年09月29日

いちにちいっぽのマーケティング

新型コロナウィルス対策と外食産業のマーケティング

昨年12月から中国で感染が始まった新型コロナウィルス(COVID-19)、日本でも急速に感染拡大していますね。
特に飲食店などの外食産業は、来客数が激減し、深刻な打撃を受けていると聞きます。

そんな中、中国では外食産業のマーケティングにある変化が訪れています。
それが【テイクアウト・デリバリーサービスの充実】です。

福岡でもすでにテイクアウト・デリバリーサービスに注力する飲食店が増えています。
これまで両サービスを行っていなかった店舗も新たにサービスを開始する流れがあり、インスタグラムのハッシュタグなどでテイクアウト・デリバリーサービスを推奨・支援する自治体もあります。

ほんの一例ですが、外食産業の方のお役に立てればと思い、中国の飲食店で行っている事例をご紹介します。


■中国外食産業の対策事例①:「安心カード」で調理した人を見える化
某ファーストフードチェーンの上海店舗で、2月中旬より「安心カード」というものが導入されました。
手のひらサイズのカードに調理した人・接客した店員が実名で表示されており、料理と一緒に渡されることで「安心」を提供するサービス。
ほんのひと手間のサービスですが、消費者からみるとあるのとないのとでは非常に大きな差です。
■中国外食産業の対策事例②:キャッシュレス決済を用いた「非接触」のテイクアウトサービス
中国の飲食店では、セルフ注文&QRコード決済で「非接触・テイクアウトのみ」でのサービス提供を行っている店舗が多く見られるようです。
来店客は作って置かれた商品を受け取るだけ。
中国はQRコードによるキャッシュレス決済が進んでいるため、このスタイルに移行するのに大きなハードルは無かったのでしょう。

※なお、弊社でサービス提供しているExOrder(https://exorder.jp/insyoku/)も、スマホでセルフ注文&決済ができるサービスです。 自分のスマホで注文できるため、他人との間接接触がなく安心との感想もいただいています。飲食店の支援を行うためにも、現在はお試し無料プランで提供しています。


事例①は、店舗でもデリバリーでも、特にすぐ対応できるものだと思います。
ぜひ新しい取り組みをして、この危機を乗り越えましょう!
我々になにか支援できることがあれば、お気軽にご相談ください。