2019年12月27日

WEBコンテンツ研究所

まずはブログから始めましょう

AliveCastの坂本です。
あっという間に年末ですね。2019年もお世話になりました。

突然ですが、皆さんは何のためにWEBサイトを作成・運営していますか?
知名度を上げたい、商品を購入してほしい、セミナーに申し込んでほしい…

サイトを作る目的は違っていても、悩みの種は同じではないでしょうか。
「会社概要と事業内容、サービス紹介くらいしか書くことがない」
「コンテンツが少ないので検索に引っかからずアクセスが増えない」
「でも大手のようにお金をかけて宣伝できないし、
 動画などの派手なコンテンツは用意できない…」


今回は、同じような悩みを持っていたアメリカのとあるベンチャー企業が
あることを行っただけで急成長した事例を紹介したいと思います。

あることとは「ブログを書くこと」です。
もう書いていますか?
ただのイベント開催情報や商品紹介など、
自社の宣伝ブログになっていませんか?
重要なのは「自社の顧客にとって有益なブログを書くこと」なんです!

今回紹介する企業はWEB上で資産管理ができるサービスを提供していましたが、
ブログ内では自社サービスに関する記事は書きませんでした。
書いたのは「結婚式の費用を抑える方法」「自動車保険で失敗する」など、
自社の主顧客である20代の若者世代にとって関心が高い財テク情報。
サービスの宣伝ではない良質なコンテンツに触れ続けたユーザーは、
やがてその会社が提供するサービス自体も良質だと思い、会員となっていったのです。

このような手法をコンテンツマーケティングと呼び、以下のような利点があります。

・広告費が抑えられる
→ブログを書くだけなら自社内で可能です。
 資本力でなくアイデアの勝負なので大手とも対等に戦えます。
 従来の広告では掲載期間が終了すれば効果がなくなりますが
 記事であれば蓄積されていき、効果は長く続きます。

・信頼される
→顧客の興味がある情報を継続的に提供しつづけることで信頼度があがります。
 最終的には単なる顧客から自社のファンへと成長し、LTV(顧客生涯価値)が最大化されます。


コンテンツマーケティングは始めてから効果が出るまでに時間がかかります。
2020年は地道にコツコツやっていきましょう。

来年もよろしくお願いします。