2020年11月24日  | 更新:2023年09月13日

エンジニアという職業は10年後にも残っているのか


こんにちは。

入社してから半年経ち、インターンから正社員になりました。
今後も変わらず、ひよっこから一人前のエンジニアに成長していくために、改めて意識したいことがあります。


それは

「エンジニアという職業が10年後には無くなっているという前提で行動しよう」

ということです。


インターンの間、エンジニア業務としてHTML/CSS/JavaScript/PHPの実装を行ってきましたが、
同時にエージェント職として、他の職種のアシスタント業務をこなしてきました。
その中で、一つ感じたことがあります。

それは、「プログラミングは"手段”である」ということ。

言ってしまうと、マーケティンググループの方々が新たな仕事の話を持ってきてくれるからこそ、
エンジニアとしての業務が存在するんだな…と、ヒシヒシ感じたわけです。

それもそのはずです。
大事なことは、プログラミング技術よりも、
「どうすれば世の中がもっと良くなる(面白くなる)か」
が重要で、それを実現するためにプログラミング技術が"手段"として必要ということです。

そもそも、一昔前まではWeb系エンジニアは存在しなかったですし、
インターネットが発達したからこそ、誕生したポジションであり、手段の一つとなりました。

だからこそ、これから時代が変わるにつれ、エンジニアに取って代わるものが今後登場するでしょう。
その頃には、エンジニアが手段として必要なくなっているかもしれません。
実際、AIが急速に発達しているので、いずれはAIがすべてプログラム生成をまかなってくれる日も来るかもしれません。


しかしながら、
まだエンジニアの市場価値は高く、エンジニアに転職する人も増えています。
さらにエンジニア自体が技術職でもあるので、「いま手放すのはもったいないし、
手放したとしていったい何をするのか」となるでしょう。
実際そのとおりだと思います。


「なくなっている前提で行動したほうが良い」というのは、
今すぐエンジニアを辞めるべきというわけでは決してありません。
むしろ自分の中でも、今すぐエンジニアから離れるという選択肢は無いです。

というのは、現状の世の中ではまだエンジニアが必要であるのは確かな事実ですし、
その中で経験を積むことで、プログラムの知識や技術はもちろん、
世の中が求めるサービスを設計・実装し、現実のものとしていく「思考」を手に入れることがまず一番
だと私自身も考えています。


ただ、「エンジニアになりたい、エンジニアで有り続けたい」とだけ考えていると、
もしかしたら10年後に露頭に迷っているかもしれません。

「世の中をこのようにしたい、こんなサービスを作りたい」
この考えこそが前提で、
「その中でエンジニアというポジションを”今は”選択しているんだ」
という意識をこれからも忘れずに、サービスの開発に取り組んでいきます。