2016年12月19日

サイトの編み進め方

レイアウトを決めるには、まずターゲットを決めることが必要な理由

弊社ではヒアリングの際に、必ずターゲットをお伺いします。
男性か女性か、年代はどれくらいか、どんな仕事をしている人なのか、どんなことをしたくてサイトを利用するのかなどについて、今サービスや商品をお金を出して利用していただいている人からターゲットを想定していきます。

たまに「ターゲットはすべての人」といわれる方もいらっしゃいますが、ターゲットを決めて置かないと、実はデザインのテイストだけでなく、各要素のレイアウトも決めることが難しくなります。

最近は以前に比べてシンプルなデザインが主流になってきて、どんな年代であってもあまり装飾的な違いも少なくなってきています。

しかし、ターゲットがどんな人なのかわからず、レイアウトを決めることは、ターゲットがそのサイトを利用しやすいかしにくいかに関わってきます。

たとえば商品を販売するようなサイトにおいて、ターゲットが商品情報をただ比較したいのか、その商品の背景まで知り、共感した上で購入したいのか、それによって見出しや写真の大きさ、配置なども大きく変わります。

商品情報をただ比較したい人がターゲットなのに、商品の背景を延々と語るようなページは敬遠されてしまいますよね。

「誰にでも」はターゲットではありません。
ぜひ、制作を依頼する際には「サイトのターゲットは誰なのか」、今までの実績、もしくは新しく始めるサービスから想定をしてみてください。