2023年09月04日  | 更新:2023年11月27日

新人クリエイターの奮闘記

今すぐ変えるべき!福岡の中小企業がホームページリニューアルを選ぶべき4つの理由とその対策!


最近はホームページ制作会社もかなり増えてきているようですね。私自身も他社がどのようなホームページを制作しているのか調査し、お客様との制作で活かせるような知識を日々インプットしています。最近のuiデザインのトレンドなんかも調べることが多いのですが、最近のuiデザイントレンド、みなさんご存知ですか?

2023年9月時点でのuiデザインでは、「Bento UI」というものが注目されているようです。このuiは以前からあったのですが、使い勝手が良いことに気づかれたのは、つい最近のことです。簡単にいうと、小さく、長方形のレイアウトに適したデザインの構成方法です。スマートフォンを使うユーザーがかなり増えてきたことにより、ホームページもレスポンシブ対応をすることが必須となったのですが、そのレスポンシブ対応をしやすくするのが、この「Bento UI」なんですね。西もまだまだ勉強頑張ります!気になった方は是非調べてみてくださいね。


さて、本題です。みなさんの企業のホームページ、

競争力に自信、ありますか?

日々進化する技術とユーザーのニーズに合わせて、ホームページも時代と共に変わらなければ、競合との差別化は難しいでしょう。

今回は、そんなホームページの競争力で伸び悩んでいる方へ、ホームページリニューアルが必要な理由4つと、その具体的対策について詳しくお話ししていきます。業績が伸びにくいこの時代に、少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。ぜひ見ていってください。



ホームページにおける現在の問題

多くの企業が抱える問題は、モバイル対応の不足やSEOの最適化の欠如です。これにより、多くの若い顧客層からのアクセスや検索結果での露出を逃してしまいます。また、地域性を活かしたコンテンツやデザインの不足も大きな課題となっています。現在の問題から、ホームページリニューアルが必要な理由について、一つずつ見ていきましょう。
 

理由1:モバイル非対応

スマホの普及に伴い、サイトアクセスの多くがモバイルからとなっています。モバイル非対応のホームページは、ユーザーの操作が困難になり、アクセスを減少させる原因となります。また、検索エンジンのランキング低下も招く可能性があります。
 

理由2:デザインが古い

新しい顧客を魅了するためには、モダンで魅力的なデザインが必要です。古いデザインのホームページは、商品やサービスの購入意欲を減少させる可能性が高いです。

実際、コーポレートサイトが原因で商品購入・申し込みをやめた理由の約1/3が、「デザインが古い」。デザインが古いことは、商品購入にも多大な影響を及ぼしているのです。


 

引用:UNIONNET|BtoBサイト調査結果2022

理由3:アクセシビリティ対応不足

全てのユーザーにとって使いやすいホームページは、今や社会的な要請となっています。特に高齢者や障害を持つ方々への対応が不足していると、多くのユーザーを疎外してしまいます。

実際、Webアクセシビリティの対応が、2024年4月に、努力義務から義務に変わることが総務省から発表されています。このことからも、アクセシビリティの対応ができているかどうかで企業への信頼性も大きく左右されることになるでしょう。

障がい者差別解消法における総務省の変更 事業者は、合理的配慮の提供が努力義務から義務に変更となっている。


引用:障がい者差別解消法|総務省

理由4:セキュリティリスク

セキュリティが不十分なサイトは、ハッキングや情報漏洩のリスクが高まります。企業の信頼性やブランドイメージが損なわれる恐れがあります。

実は年々、サイバー攻撃のリスクは上がってきていて、ここ10年で、約66倍もサイバー攻撃の被害件数が増加しています。改ざんや漏洩は攻撃の被害者というだけでなく、顧客に多大な損害を生じさせた加害者としての責任を追求されるリスクもあります。


引用:攻撃遮断くん|知っておきたい39種類のサイバー攻撃|その対策とは?

 

ホームページにおける課題の解決策

モバイル非対応:モバイル対応のホームページリニューアルを行う

まずリニューアルでは、モバイル対応を実施しましょう。モバイル対応は必須級の対策です。モバイル対応を実施することによって、サイトの情報が見やすくなったり、ボタンが押しやすくなります。スマホでページが読みやすくなり、顧客の商品への理解も促進するため、申し込みが増加するようになります。

実際、モバイル対応を実施したことで、ページ閲覧をやめる人が約1/2も減少したというデータがあります。モバイル対応は、今やユーザーのほとんどに対して影響していると言っても過言ではないでしょう。


引用:2022年 株式会社PLAN-B|モバイル対応前後サイト事例調査

デザインが古い:最新のデザインへの一新

サイトのデザインを一新することが、ホームページリニューアルには不可欠です。サイトのデザインが新しくなると、顧客の企業への信頼性が高まります。企業のイメージが一新され、信頼性が高まり、顧客獲得・囲い込みができるようになります。

実際、製品・サービスを発注する際に、コーポレートサイトのデザインを判断材料にする人の割合が約3割を超えます。デザインは注文を促すのにも大きく影響しているということですね。


引用:UNIONNET BtoBサイト調査結果2022

アクセシビリティ対応不足:アクセシビリティ準拠のサイト制作

アクセシビリティの対応も入念に行いましょう。我々AliveCastも、以下の画像のように、デジタル庁が出しているアクセシビリティガイドラインの項目のチェックリストを準備し、それらの項目に対して対策が取れているかどうかを入念にチェックしています。アクセシビリティに準拠することは、法令の遵守や人権尊重の観点でふさわしい姿勢を見せ、社会規範として、企業の信頼性も向上していきます。


引用:JIS X 8341-3:2016

セキュリティリスク:最新のセキュリティシステム(ヘッドレスCMS)の導入

セキュリティのリスクには、攻撃に強い新システムの導入が一番効果的です。新システムでは、データベースと、公開されるホームページが物理的に切り離されている為、攻撃者が攻撃をしかけることが難しい構造になっています。この構造には、以下の2つのメリットがあります。

  1. ホームページ改ざんのリスクが下がる

  2. 情報漏洩のリスクが下がる

新システムの導入をすることによって、ホームページの改竄や情報漏洩のリスクが低減でき、企業の信頼性を損ねる心配も取り除くことができます。
 

オープンソースCMSのリスクと対策

オープンソースのCMSはプログラム自体が公開されており、多くの利用者がいるため、攻撃者に狙われやすい特徴があります。オープンソースのCMSはなるべく使わない方が無難です。長くなりますので、ここでは簡潔にその理由を3つお教えします。詳しい内容である、オープンソースのCMSの危険性については、こちらの記事でも詳しく書いてますので、参考にしてください。

(1)攻撃されやすく、乗っ取られるリスクが高い

(2)制作コストがかえって高くつく

​​(3)運用が簡単ではなく、想定外のコストがかかる

 → 詳細記事:大企業が自社サイトでWordPressを使わない3つの理由
 


まとめ

Webでの情報公開が進んでいく中、最新の技術やトレンドを取り入れたホームページは必要不可欠です。大きなビジネスチャンスを逃さないため、そして顧客に安心してサイトを利用してもらうために、ホームページリニューアルを真剣に検討し、行動を起こしていきましょう。

我々AliveCastは、福岡を中心に中小企業のデジタルトランスフォーメーションをサポートしています。お客様のために何ができるのか、何を持って貢献できるのか、それを日々考え、アイデアを絞り、実行しています。その研鑽を積み、私たちのサービスであるWebサイト制作や、スマホアプリ制作に活用できるように蓄積していきながら、お客様のためになる行動ができるよう、精進していきたいと思います。

この記事が、少しでも悩みを解決できたのであれば、幸いです。気になる点ありましたら、ご相談でも構いませんので、遠慮なくこちらからお問合せください。最後まで見ていただきまして、ありがとうございました。