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2018年12月07日(金曜日)  (中内 浩希)

「相関関係」と「因果関係」-part2-

皆さんこんにちは!
エージェントの中内です。

今回の記事は、前回の「相関関係と因果関係」の続きとなっております。
まだ前回の記事を読まれていない方は、先に前回の記事に軽く目を通してからご覧ください。


今回は「相関関係」と「因果関係」の混同の具体例を3つ紹介しようと思います。


①「交番の数が多い地域ほど、犯罪件数が多い。」
交番が多ければそれだけ警察官の目が犯罪者に届きやすいため犯罪は抑止されるはずですが、調べてみるとこのような相関関係が見つかることもあります。
もちろん、「交番の数が多い」から「犯罪件数が多い」という因果関係は言えるはずはありませんし、相関関係があるからと交番の数を減らしても犯罪は増えるでしょう。

この場合は、「因果関係の逆転」が起きています。つまり、本当は「犯罪件数が多い」から「交番の数が増えた」と考えられます。


②「アイスの売上が伸びると、熱中症の患者が増える。したがって、アイスは熱中症の原因である。」
これももちろん間違いですね。「アイスを食べる」から「熱中症になる」と言えるはずがありません。
単に、アイスの売上が伸びることも熱中症の患者が増えることも「夏に起きる」というだけです。

このように「他の要因が2つの共通原因」という場合がありますので注意しましょう。


③「日本の元プロテニス選手である松岡修造氏が、海外にいると日本に寒波が襲来する。」
これはSNS上で頻繁に取り上げられるネタですが、もちろん因果関係はありません笑
「松岡修造氏がそもそも海外で仕事することが多く、日本に寒波が襲来する度にSNS上で松岡修造氏の現在地が注目されているだけ」などの原因を考えることはできますが、いずれにしてもこの場合はたまたま相関関係が見られる「偶然の一致」と言えるでしょう。

このように、相関関係があってもそこに因果関係や他の要因が存在しない場合もあります。


いかがだったでしょうか?
「いや、言うまでもなくおかしいでしょ笑」とツッコミをしたくなるような例もありましたが、上記の3つの具体例から「相関関係」と「因果関係」の混同をしてしまう原因が分かったと思います。

・因果関係の逆転
・他の要因が2つの共通原因
・偶然の一致


皆さんも「なんだか、その論法はおかしい気がする……」と思った時には、この3点を意識して考えてみてください!

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