誰でも統計備忘録2018.10.09

「相関関係」と「因果関係」-part1-

皆さんこんにちは!
エージェントの中内です。

今回から次回にかけて、データを分析する際に大事になってくる、
「相関関係」と「因果関係」についてのお話をしようと思います。


皆さんは次のような論法の記事を目にしたことはありませんか?

「~~で殺人事件が起きました。犯人の自宅からは多くのゲームが発見された模様です。
 やはり、ゲームをする人は犯罪を起こしやすいと言えます。」(やや誇張)

勿論言うまでもないのですが、この「ゲームをする人は犯罪を起こしやすい」という主張は間違っています。何故なら「そもそもゲームをやる人の割合が増えてきている」という事象を見逃しているからです。
つまり本来は、ゲームが普及したことにより犯罪者の中でもゲームを持っている人の割合が増えていると考えられるはずです。

こういっためちゃくちゃな論法は「相関関係」と「因果関係」を混同しているために起こります。


「相関関係」……一方の変数の増減に伴い、もう一方の変数も増減する関係のこと

「因果関係」……原因と結果のつながりがある関係のこと


つまり、今回の例では「ゲームをする人が増えてきているため、犯罪者の中でもゲームを持っている人が増えている」という「因果関係」を「ゲームをする人は犯罪を起こしやすい」という誤った「相関関係」として見てしまったということになります。

今回はやや誇張した例でしたので、間違いが分かりやすかったと思いますが中には多くの人が騙されてしまうものもあります。
次回は、この「相関関係」と「因果関係」の混同の具体例を分かりやすいものから、分かりにくく騙されやすいものまで複数紹介しようと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう!

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現代ではなくてはならないものとなった統計について、学んだことを簡単に書き綴ります。

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